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2011年4月13日水曜日

街道をゆく(多摩湖のほとり)プロローグ

たいそうな表題を書いてしまいました。
前の記事でも書きましたが、今日は本当に気持ちのいい一日でした。そして、こうした中で働くことができる幸せを改めてかみしめた一日でもありました。

そんな事を考えつつ仕事をしていたら、何やら無性にこの住み慣れた郷土のことが気になってきてしまいました。

「街道をゆく」は勿論、司馬遼太郎さんの紀行エッセイ。小生ごときがそんな大それた表題を使うのはおこがましいですが、このような大震災が起こったこの時期に、自分で見て感じたこの郷土の事を少し書き留めておこうかと思います。

それではどこからスタートしようかと思いましたが、ここはやはりこの辺りの郷社「豊鹿島神社」からスタートすることにします。

昼休みに愛馬を駆って神社へ




この神社は小さい頃から幾度訪れたことでしょう。初詣やお祭り、ラジオ体操に虫取り。本当に我がフィールドでしたね。そんな「鹿島さま」(地元の者は親しみを込めてこう呼びます)ですが、実は東京都の重要文化財なのです。何が重要かと言いますと、「東京都で一番古いお社」なのです。棟札によると現在の本殿の創建は文正元年(1466)ということですから、応仁の乱の時代です。室町時代に建てられた建物が平成の世になるまで地元の人達によって守り続けられてきたわけです。われわれ芋窪の住人の誇りでもあります。

ブログのラベルがまた一つ増えました。まぁなかなか時間もとれないので、ぼちぼちと続けていこうと思います。

追記)
写真は覆殿で室町時代の本殿は中にあります。説明不足でした。2011-0414-22:24

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